【薬局長 高田さんプロフィール】
大阪出身。近畿大学薬学部卒業後、京都でMRを2年、大阪で調剤併設ドラッグストアチェーンに8年間勤務。
その後アイ薬局に入社、コスモス薬局への勤務に伴い、奥様と3人のお子様そろって岡山に引っ越して来られ、今年で8年目になります。
Q.アイ薬局入社のきっかけは?
A.前職では、新規店舗の開拓やスタッフの育成等、マネジメントに関する仕事が主で、直接患者様とお話できる機会がなかったため、より患者様と密接な関係を築くことのできる調剤薬局への転職を考えました。
アイ薬局にはたまたまご縁があって面接にお伺いしたところ、いずれの店舗もメルヘンチックというのでしょうか、かわいらしくてほっとできるような雰囲気に好感を持ちました。面接では、社長がとても親身になって自分の話を聞いてくださったこと、また大学時代からの友人のお父様が転職された職場が、たまたまコスモス薬局の裏手であった偶然に縁を感じて、入社を決めました。
Q.コスモス薬局に勤務されて
A.始めの2週間は、みわ薬局という別店舗で研修を受け、その後コスモス薬局への勤務となりました。鉄製の棚が理路整然と並んでいる前職のドラッグストアは、清潔感こそはありますが、無機質で何か冷たい印象を受けたのですが、木を用いた温かみのある内装のコスモス薬局は、そのまま住んでも違和感がないくらい落ち着いた雰囲気なので、リラックスして業務に励んでいます。
コスモス薬局では、患者様の数・処方せんの枚数が非常に多いため、薬局での待ち時間を減らし、迅速に正しい薬を出していくことを、第一に心がけています。そのため、仲間とは常に声を掛け合ってコミュニケーションを取りながら、協力して業務をおこなうようにしています。もちろん、トリプルチェックも欠かせません。
前職では残業も多く、夜の11時半になって自宅に帰ることができない日もあったのですが、コスモス薬局では遅くても夜の8時半には仕事が終わるので、週に数回は帰りにスポーツジムへ通っています。ジムで体を動かすことによって寝つきがよくなり、ストレス解消もできるので、翌日に疲れを残すこともなく、安定したコンディションで働くことができます。
薬局長となった今は、患者様と会話できることが楽しく、またそれが大変勉強になると感じる毎日です。調剤薬局の薬剤師という仕事、これこそ自分が薬剤師になりたいと思った原点だと、再認識しています。
Q.岡山に引っ越してこられて、いかがでしたか?
A.大阪といっても、私達が住んでいたところは奈良や和歌山との県境の山間部であったため、非常に交通の便が悪いところでした。終電の時間も早く、仕事が遅くなると自宅に帰れなかったり、近くに買い物をする場所もないので、休みの日は家族総出で1週間分の買い物をしていたほどです。
岡山は大学時代からの友人の実家があり、年に2回ほど遊びに行っていたので、懐かしい故郷・ふるさとといった感じでした。方言による言葉やイントネーションの違いはありますが、生活にそう違和感はありませんね。家族ともども、逆に岡山に引っ越したことによって、どこへ行くにも交通の便がよくなったことや、瀬戸内海が近くて魚がおいしいことに喜んでいます。
夏は瀬戸内海での海水浴や津山での花火大会、冬は蒜山(ひるぜん)と大山(だいせん)の山並みを望む津黒(つぐろ)でスキーに温泉と、休みの日も楽しみが一杯です。どこへ行くにも大変気軽に出かけられるので、私も温泉にはすっかりはまってしまいました(笑)
普段はのんびりと魚釣りを楽しんだり、公園にハンモックを吊ってお昼寝したりと、ゆったりとした休日を過ごしています。
Q.今後の目標
A.まずは、リニューアルしたこの店舗の整理整頓ですね。5ml、10mlといった規格の違う薬のピッキング間違いの防止、飲み合わせや薬剤の注意喚起メモの作成・ラベルつけ、並べ替えなど、より迅速に間違いなく調剤ができるようにしていきたいです。
また、メーカーさんの能書きにないような薬の情報を集め、患者様やドクターへ提供していくDIのようなことができたら、と考えています。というのも、日常の業務をおこなう中、薬の情報について偏りがあると身をもって感じたからです。
例えばその薬を妊婦さんや授乳中の方が飲んだ場合にはどうなるかなど、特定の条件下での服用について、製薬メーカー側では予算等の都合で調査がなされていないため、能書きに記されていない情報が、多くあります。
医療制度の改革等、新しい試みがなされていますが、この点に関してはまだ日本は遅れているので、薬剤師として先発品メーカーや後発品メーカーに働きかけ、能書きにない情報の開示を義務づけるよう、できれば制度から変えて医療の現場に貢献できたらと思っています。