29.6年間で612店の独立薬局が消滅
キーンさんは近隣型自営薬局が消えていくことに寂しさを覚えている。「ニューヨークでは、伝統的に近隣型の薬局が市民から愛されてきました。しかし、独立薬局は急速に消えています。マンハッタンの多くの独立薬局がライトエイドやCVS、ウォルグリーンの激しい攻勢に喘いでいるのです。最近ではウエストサイドの『ラストファーマシー』が店を閉め、イーストサイドでも『ダウニング薬局』と『カルビン・バーガー薬局』が閉店しました。過去6年間に612の自営薬局が閉店に追い込まれ、かわって513軒のチェンドラッグストアが増加しているのです」と話す。
キーンさんのパートナーであるスティーブン H ハロウィッツさんは、顧客の求めている「新しいサービスや新製品」を模索している。エイズ患者にサービスの手を差し延べ、糖尿病や呼吸疾患など慢性病を抱える人たちに、特別な治療技術を提供している。海外から移民してきた人たちは、早く新国家に順応しようと努力をしている。しかし、言語に問題があったり、自国で行ってきた伝統な医療しか理解を示さないこともあって、独立薬局の手助けを必要としているのだ。この人たちに、いくつかのホメオパシー療法を研究して、免疫力を向上させる特殊な技術の提供をはじまた。
1992年、キーンさんがサウスブロンクスの薬局を売って、このニュートン・ティンマーマン薬局を購入したとき、マネージドケアの処方せんは7パーセントだった。しかし、わずか6年間でその割合は33パーセントにまで増加した。IM・アメリカヘルス・インフォーメイションによると、全国ベースでみた場合、マネージドケアから支払われた処方せんの割合は、1991年の28パーセントから現在60パーセントに増加していると言う。